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婦人会リレーエッセイ  barukan

婦人会リレーエッセイ3回目を担当しますbarukanです。宜しくお願いします。

 

このコロナ禍で外出自粛中になるまでのほんの1ヶ月余りではあるが、娘が親元離れて暮らしていた。

もちろん食事は自炊。「野菜はとらなくちゃ」とメニューはもっぱら野菜炒めだったそう。それでも慣れない料理に毎日「ちゃんとやれてるのかな?美味しく作れたかな?母の味が恋しくなってるんじゃないかな?」等と気を揉んでいた私。そんな私に娘が一言。「創味シャンタン入れるとお母さんみたいな味になるよ」と。……たしかに。確かに創味シャンタン様にはいつもお世話になっております。…が、しかし、ここで大事なのは娘が言った「お母さんみたいな」の(み)(た)(い)だ。それだけでは私の味にはならない。ベースにあの味があり、そこに長年の経験により様々な調味料が足されて私の味になる。

 

なにもこれは料理だけの話ではない。

 

娘がこれから歩む人生の中で、ベースに天理教の教えがあり、そこにこれまで経験してきた事やこれから経験する事が調味料となりスパイスとなって彼女の味、持ち味になる。

その持ち味で人を喜ばせたり、癒す事が出来たならおたすけ人としてこんな幸せな事はないだろう。

 

娘の人生のレシピ

 

どんな味つけになるのか…

出来上がりが楽しみだ。