· 

2021年 12月月次祭 大教会長挨拶

 本日は、冬の寒さが厳しくなっていく中に穏やかなお日柄をいただいて、皆さんにはそれぞれお忙しい中を、また、コロナウイルスによる影響の中をも、本年納めの月次祭にご参拝をいただき、誠に有難うございました。また、日々はお道のご用の上にご丹精を賜り、誠に有難うございます。

 冬の寒さも本番になりまして、寒さのあまり服を着重ねをして、肩こりに悩んでる人も少なくないと思います。そして、年賀状を書いたたり、大掃除をさせてもらったりと、慌ただしく過ごされているところだと思います。

 先日嬉しく思う事がありました。それというのは、東松島の会長の小野さんが、今月五日の朝にTBSのラジオ番組に出られたことでした。このラジオ番組はカラオケをテーマにして、日本全国ののど自慢で優勝した方に、お電話をつなぐというもので、小野さんは、今年「吉幾三の歌うま選手権」で初代チャンピオンになりましたので、このような機会をお与えいただいた訳です。ラジオの内容は、小野さんが歌う「吉幾三の男酔い」の曲が流れて、そこで、女優の本仮屋ユイカさんに歌声を絶賛されまして、過去に隠れファンでした私を差し置いて、うらやましい限りでした。その後、インタビューの最後に、「歌はあなたにとってどんなものですか?」との問いかけに、小野さんは、「歌は健康の秘訣です。」と、かっこよく締めくくられました。このように、自分の趣味である歌を究めてそのことを評価されて、この度、城山につながる人がラジオ番組に出られましたので、有難く勇みの種をいただきました。歌というのは、人に喜びや心の癒しを与える欠かせない大切なものでありますので、小野さんには、歌を通してにをいがけおたすけに繋げていただきたいと思います。

 話は少し変わりますが、今月の八日に田老分教会、青浦分教会、斗南分教会の三ヶ所の教会の名称を、残念ながらご本部へお戻りお返しをさせていただきました。したがって、田老の教会は上級の宮古の教会へ、青浦の教会は上級の五所川原の教会へ、斗南の教会は上級の浪岡の教会へ、吸収合併となりました。そして、これからこのような形で新たにスタートをさせていただきますが、田老・青浦・斗南の会長さんには、本当に長い間教会長としてたくさんのご苦労の中をお通り下さり、そして、その間上級の教会や大教会・ご本部へたくさんのお力添えとご真実をいただきましたこと、心よりお礼申し上げます。誠に有難うございました。そして、三人の会長さんにはこの度教会をお戻しさせていただきましたので、教会長の立場はなくなりましたが、しかし、ようぼくであることには以前と変わりはありませんので、これからもお道の御用の上にようぼくとして、心新たに勇んでつとめていただきますことをお願い致します。

 この度、残念ながら三ヶ所の教会のお戻り、上級教会への吸収合併という節をお見せいただきましたが、しかし、この度のことは教内の教勢の現状を考えて、教会の統合のお許しというご本部からの親心でありますので、この節を前向きに捉えさせていただきたいと思います。そして、この節を一つの契機にして、現在城山につながるそれぞれの教会が、会長さんを芯にして、信者さんの丹精をはじめ、教会内容の充実に精一杯つとめさせていただきたいと思います。

 さて、本年立教一八四年も残すところわずかとなりました。そして、来年は立教一八五年を迎え、大教会創立百三十周年記念祭、三年千日の二年目の旬に当たります。そこで、記念祭二年目の旬に大教会として、来年の春の大祭に併せて二十二日午後より、教会長夫妻決起大会を開催させていただくことになりました。この決起大会は記念祭に向かうこの旬に、教会の芯である会長さんと奥さんにお集まりをいただき、記念祭に向かって励まし合い勇ませ合って、前向きな気持ちを持って力強くつとめさせてもらうことを、お誓いさせていただくものであります。ですから、一人でも多くの教会長夫妻に参加をしていただき、この旬に決起大会に於いて、心を結ばせていただきたいと思います。そして、決起大会に加えて、翌日の二十三日には教養掛研修会を講師の先生をお招きして、開催させていただきます。そこで、来月春の大祭期間に一人でも多くの方に大教会に参拝していただけるよう、帰参車両をご用意させてもらいますので是非ご利用下さり、春の大祭にご参拝いただきたいと思います。

 今年もコロナウイルスの影響により、先の見えない不安な状況が続く中、手探りで前に進んできた一年がまもなく終わろうとしております。今年を振り返って見れば、楽しっかったこと、嬉しかったこと、辛かったこと等、お互いにさまざまな思いをされて通らせていただいた、この一年であったと思います。けれども、そんな中をも神様のたくさんのご守護と、周りの人達の支えのもとに、今日までなんとか結構にお連れ通りをいただけた、お互いであると思います。ですから、このことにお互い深く感謝をして、残りの日々を感謝の気持ちを持って、大切に通らせていただきたいと思います。

 最後になりますが、今年一年記念祭に向かって城山につながる皆さんには、大教会の上にたくさんのお力添えとご真実をいただきました。高い所からでありますが、心よりお礼申し上げます。誠に有難うございました。そして、来年も記念祭に向かって今年と変わることなく、大教会の上にお力添えをいただきますことをお願い申し上げて、今年最後の挨拶とさせていただきます。本日は誠に有難うございました。