本日は、段々と寒くなっていく中にも結構なお日柄をいただいて、皆さんにはそれぞれご多用の中を記念祭に続いて、遠近を問わず十一月の月次祭にご参拝を頂きまして、誠に有難うございました。また、日々は教祖百四十年祭に向かってご丹精を下さり、誠に有難うございます。
一昨日、お陰様で創立百三十周年記念祭を諸井世話人先生お入込のもとで、たくさんのようぼく信者さんとご一緒に、賑やかに結構につとめさせていただくことができました。そして、その中でもおつとめが一手一つに勇んでつとめられ、世話人先生にお褒めの言葉をいただく程の、本当に素晴らしいおつとめでした。城山につながる皆さんには、記念祭までの三年間、大教会と詰所の記念事業をはじめ、本当にたくさんのお力添えとご真実をいただきましたことに、高い所からではありますが、心よりお礼を申し上げます。誠に有難うございました。
皆さんも今日は、記念祭に続いての月次祭となりましたので、少しの疲れを感じているところだと思います。私も正直に言えば疲れがあるのですが、けれども、この疲れも記念祭を結構に終えさせていただけたことの疲れだと、有難く思っております。そして、そんな中今日の月次祭には、ドイツから荒関美智子さんと、ミカエラさんに記念祭に続いてご参拝をいただくことができました。美智子さんもコロナウイルスが世界に発症する前には、毎年大教会の秋の大祭に参拝をして下さっていましたが、ここ数年コロナウイルスの影響から参拝ができませんでした。しかし、この度ミカエラさんを連れて四年振りに大教会に来てくれましたので、大変有難く思っております。
美智子さんは、現在ドイツの地で幅広くご活躍をされております。今年も先日世界の宗教と政治の指導者が、相互理解と相互コミュニケーションを促進し、世界平和を支持する目的で開催された、「世界平和の集い」に招待をされ、また、美智子さんの地元ミュンヘンにおける、代表的な宗教団体の一つとして天理教を紹介したいと依頼をされて、報道機関を対象にした行事に招待をされました。そして、その中で天理教の教えを伝え広めて下さって、ドイツ布教の上に勇んでつとめられており、その美智子さんのサポートをミカエラさんがして下さっています。このような、美智子さんとミカエラさんの活躍がとても有難く、勇みの種をいただきました。どうか、美智子さんとミカエラさんには、今後も天理教の教えを通してドイツと日本の懸け橋となって、おつとめいただきたいと思います。美智子さんとミカエラさんの予定ですが、今日も大教会にお泊りになり、あすから二日間東京に滞在をし、その後おぢばに行かれて、二十七日の夕方までおられますので、皆さんにはその間親しくお声を掛けてもらい、お世話どりをお願いさせていただきます。
さて、この度創立百三十周年記念祭を結構につとめさせていただきました。記念祭での真柱様のメッセージの中に「城山の道は一日にしてなったのではなく、百三十年の長い年月、皆さん方の先祖先人が、教祖のひながたを慕ってたすけ一条に道を通り、つとめてきたからこそ今日があるのであります。この先人達の心を受け継ぎ、その足跡の上に立って、新しく道を伸ばして、少しでも成人の歩みを進め、それと共に、後に続いて歩む人を責任持って育てていくことが、皆さん方の役目であると思います。」と、このようにありました。
大教会をはじめ、城山につながる各教会が今日結構にあるのは、先人の先生方の言葉には言い尽くせない、たくさんのご苦労とご功績の賜物であります。そして、そのお蔭の上に存在しているそれぞれの教会であると思います。
今世界はコロナウイルスの影響から始まって、時代が大きく変わろうとしており、先人の先生達から引き継いだ教会の在り方も、変わらなくてはいけない時に来ているように感じます。今の時代で教会は何ができるのか。うちの教会の得意とするのは何なのか。と、しっかりと考え動く時にあると思います。ですから、教会としての得意分野から、今の時代に添えるような工夫や努力をして、先人の先生方にご安心いただけるように、各教会が明るく勇んだ教会へとなれるよう、この度の記念祭を追い風にして、教会内容の充実に心尽くしていきたいと思います。
最後になりますが、教祖百四十年祭に向かう年祭活動一年目も二ヶ月あまりとなり、先月の二十九日には、各支部で「ようぼく一斉活動日」が開催をされたところであります。この活動日はあと四回開催されますので、今後も是非参加をしていただき、同じ地域に住まうようぼくと互いに励まし合って、年祭活動の勇みへとつながせていただきたいと思います。そして、本年立教百八十六年も残すところわずかとなりましたので、残りの日々を大切にしながら、記念祭の活動で培った感謝の心で、おぢばへのご恩報じに一手一つにつとめさせていただきたいと思います。本日は誠に有難うございました。
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